[ テーマ: ブログ ]
2013年7月4日22:33:00
家族の方に支えられて、ヨタヨタしながら、ゆっくりと診察室に入室し、
診察を終えた後も、ゆっくりと診察室をでて、しばらく休憩室で休んでもらう。
ときおり拝見する初診のがん患者の一コマです。
それが2,3カ月経って来院されたとき、一人でしっかりとした足どりで入室、
そして、まるで別人と思うくらい流暢に喋ります。
あれほどしんどそうだった方が・・・
私たちには、計り知れない力があります。普段見せることはないのですが、
いざというときは、奇跡を起こすほどの力をもっています。
でも残念なことに、その力を発揮しないまま、使うことなく去っていかれる方
がとても多いのです。
この計り知れない力を発揮される方は、二つの共通点をもっています。
第一は、強く信じて治療していること。
私が、還元電子治療20分、7回は必須ですよ!というと
患者さんは、いや、9回はこなしてますよ!
自分はこれに懸けてますから、あっさり返されます。
ここです。ここが違うのです。決定的に。
第二は、闘争心をむき出しで治療していること。
言葉で何かを語る訳ではありません。
何も仰られないのですが、ものすごい気迫なのです。
生きることに。病気を治すことに。
がんを治すとき、ここは避けられないのです。
でも、自分が気づいていないだけで、この二つは全員が発揮できます。
どうか、トライしてください!