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2013年6月20日22:53:00
癌だと分かったとき、
何もしないでこのまま自然のままに・・・と思う方もいれば
手術を受けて抗がん剤治療をする、という方もいます。
時に食事内容を見直したり、温泉治療に行ったり、お灸をする人もいます。
どの治療を選択しても間違いということはありません。
ただ残念なことは、もし治りたいという気持ちがある患者さんなら、
どうすれば治るか?という”治るための方向性”がみえていないのです。
本当にこれで良いのか?治療に躊躇して立ち止まってしまう人、
反対に手当たり次第何でもやってみる人、
病院でおこなう治療も民間的といわれる治療も、
いったい何のためにするのか?それをしたらあとはどうすればいいのか?
癌になったとき、癌を治しきることができるのは患者さんの力次第!
ということは、すべてのお医者さんの異論のないところと思います。
その治しきる過程で、手術あり、抗がん剤あり、放射線あり、
そしてすべての民間的治療あり、と思います。
癌を治すとしたら、
まず目指すは、患者さんの”自己防御力”を落とさないように治療する、
それがもっとも大事なことです。
”自己防御力”は病気を治す力ではありません。
”自己防御力”は病気を出さない力です。
それでまず自己防御力を育てる時間をつくることから始めます。
自己防御力は直ぐには丈夫にならないのです。回復する時間が要ります。
そのために手術があり、抗がん剤があり、放射線治療があります。
なによりも自己防御力を育てるとき腫瘍が妨げになって、
力が上がってこないのです。
そうかといって抗がん剤や放射線治療は、自己防御力を下げるのです。
ですから徹底的に自己防御力をつける治療を同時進行しながら、
抗がん剤や放射線治療を行います。