[ テーマ: ブログ ]
2013年4月1日20:55:00
誰だって病気になりたくありません。
けれど病気にならないうちは、誰も病気の心配などしません。
病気になってはじめて、気にかかり、心配するのです。
本当に病気になりたくないと思っている方は、せめても自分が
病気になりそうな体なのか、それとも病気を寄せつけない体なのかを
しっかり調べて下さい。
特に心身のストレス・過労が持続している方は、こまめにチェックして
下さい。悲しいかな一生懸命頑張る人ほど、病気になります。
ところで、ときどき耳にすることですが、もし病気になったら、
自分で病気を治す力を発揮しなさいと言います。
これはその通りなのですが、しかしこれは”自己防御力”ではありません。
私がいつもお話している”自己防御力”とは、”病気を出さない力”です。
確かに病気がでてからも必要な力なのですが、あくまでも最初から
病気を出さないための力のことです。自分を病気にさせないための力
のことです。決して病気がでてから発揮する力ではありません。
もし病気がでてから発揮される力があるなら、病気になっても何らの
心配もいりません。でも、そんなとっておきの力は実在しません。
大事なことは、はじめから病気を出さない力、それを維持することです。
では病気を出さない力が、どうして実在すると分かるのでしょうか?
それは限りなくすべての人が、はじめは病気になっていないからです。
生まれたあとの、のちのちになって、やっと病気になっているからです。
私たちは、自分に備わっている”病気を出さないという力”が、自然と
知らず知らずのうちに弱くなっていき、そのために病気に至るのです。
もし病気になったら、現代の医療を利用して下さい。
それと同時に、病気を治す力を発揮するのではなく、病気を出さない力、
それをもう一度引っ張り上げて下さい。これが「自己防御力」です。
その力は、もともとあなたがもっていた力なのです。
だからもう一度回復させることは可能なのです。
但し、努力すれば、のお話です・・・