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2009年6月28日09:30:00
昨年11月から中国・長春中医薬大学の客員教授の仕事を頂戴しておりまして、
今月23日から26日まで学生さんの講義に行って参りました。私の医療におけ
るライフワークは「細胞を調べ、細胞を治療する、いわゆる細胞内診療」であり
ますから、細胞内検査と還元電子治療の必要性について講義をいたしました。
私のテーマはとても簡単な内容ですが、ただ医療を考える上で一番大切な
ことであり、中国の学生さんもそのことが理解できたようで、とても真剣に聴講
されていました。多分新鮮な医学として映っていたようです。
講義後の学生さんからの質問もとてもレベルが高く、私の方が勉強させて頂き
ました。もっと学生さんと対話したいと思いました。
また大変お忙しい中、王 校長と宋 病院長にお会いでき、とても感激しました。
講義の翌日は長春中医薬大学の先生のご紹介で吉林大学医学部におじゃま
致しました。Sun Lian Kun 教授、とお会いしましたが、なんと私の研究テーマ
と全く同じことをやっておられました。もちろん私よりも遙に優れた内容ですが。
それにしましても病気の原因は細胞にあり、細胞の元気の無さは細胞内の
酸性と酸化にあり、そのことをもたらす最大の原因は細胞レベルの血行障害
にあり、というこの病気の方程式は全く私と同じなのです。これには本当に
驚き、とても嬉しかったです。私の考えが一瞬にして世界に受け入れられたよう
に思いました。もっともっと努力を重ね、細胞内診療が世の人々に貢献できる
医療に成れるように頑張ります。
今回の訪中にあたり、事前準備を万全にして頂き、講義と会談を大成功に導い
て下さった長春中医薬大学の袁 世華教授、? 外事処長、梁 鉄教授、
吉林大学の台 桂香教授、日本側の久城先生、後藤 栄三様、阿倉 英実様
に心からお礼申し上げます。