2018年3月22日21:50:00
No.751
人々の病気を治すために医療があり、
また人々の健康を守るために医療があります。
ただそのような医療は、必ずしも最先端とは限りません。
最先端医療であることが人々の病気を治し、
健康を守れるとは言えないのです。
もう少し言えば、最先端医療を操る科学者であることが、
病気を治せる分けではありません。
もともと病気の成り立ちは、至ってシンプルなものだと思います。
自分の位置から遠く離れた、例えばはるか宇宙から病気の原因が
やって来て、自分が病気になったということは、あり得ないのです。
自分の日常で出会う、ごく短な事柄が原因となって、病気になり易い
体調に変わってしまうのだと思います。
CT検査、MRI検査、PET検査などの画像診断から、
「これはもう相当進行している!」と判断された癌の方が、
積極的治療を捨てて、単に身体を温めるだけの民間的治療だけで
とても元気で過ごされている姿を見ますと、本当に驚かされます。
新しい治療法を見つけることは素晴らしいことですが、
病気の根源を知ることは、さらに重要です。
病気を防ぐ盤石な力強さを回復することが、何よりも重要なのです。
それこそが医療のゴールなのだと思います。