2016年8月14日19:01:06
No.683
病気が発生するところには、必ず血行障害があります。経験的に病気は
冬場に起きやすく、また冬場に悪化しやすいと思います。
しかし、近頃では夏場でも血行障害が起こりやすくなっています。
その理由は、年々暑い夏になっているためです。暑いので、汗を掻きます。
直ぐに汗を拭いて、着替えると良いのですが、それができないと室内の
クーラーや扇風機にあたって涼しくなろうとします。そうすると急激に汗が
冷やされ、そのまま身体を冷やすことになり、末梢の血行障害に至ります。
ですから夏なのに足腰が冷えるという方や、筋肉の凝りも加わって、喉の
風邪を引きを起こし易くなります。喉の血行障害は免疫機能の低下と炎症
の悪化を招き、風邪引きに至ります。血行障害を防ぐ対策ですが、
①汗を十分に拭き、できれば着替える。また汗がこもらずに、風通しの良い
衣類にする。
②シャワーで汗を流す。入浴時は短時間でも肩まで浸かる。
③身体をクーラーや扇風機の前に置かない。
④空調を適温にする。27~28℃
⑤適度に身体を動かす。同じ姿勢では血行が悪くなります。
⑥身体が冷えすぎて腰痛や足のだるさがでたときは、一時的に腰や足裏
に使い捨てカイロを貼る。また素足をやめ、靴下を履く。
⑦マッサージも有効です。
⑧還元電子治療のできる方は、足、腰、肩、首にあてて下さい。
健康を維持する最も重要なことは、いつの時期も良好な血行の維持です。