2016年7月10日11:50:23
No.681
私の医療におけるライフワークは「根元(ねもと)医療」です。
病気の発生には、必ず”病気の根”がある。
その病気の根を調べ、病気の根を抜く、それが根元医療です。
目に見える病気の病巣だけを取り除いても、何度でも病気が発生します。
必ず病気の根を抜かなければなりません。
病気の根とは、「自分で病気を防ぐ力、それが低下している状態」です。
すなわち”自己防御力の低下”です。
自己防御力の低下を改善しなければ、必ず病気が起こります。
そして、低下した自己防御力を回復しなければ、病気を治すことは不可能
です。
自己防御力の改善にあたっては優先順位があります。
炎症の鎮静化→免疫力の改善→細胞の元気の回復
必ずこの順番になります。
手強いのは炎症の鎮静化です。これをコントロールできなければ、病気の
予防はもちろんのこと、病気の治癒は厳しくなります。
炎症の始まりは、自律神経バランスの不調と免疫バランスの不調と慢性的
血行障害の3つです。
すでに病気の方は粘り強く炎症を鎮静化して、病気を克服しましょう。