2020年6月14日09:57:19
No.835
たとえ免疫力が丈夫でも、炎症体質の人は病気になり易いです。
例えば「風邪など何十年も引いたことが無い!」だからといって
病気にならないことを意味するものではありません。
免疫力が良くても炎症が大きいと、動脈硬化を起こし易いです。
炎症体質の原因は2つにわけられます。
1つは自律神経の緊張が大きいか、免疫バランスが悪い場合
もう1つは血行障害の場合です。
前者は炎症の発生に関わり、後者は炎症を蓄積させます。
後者である血行障害の原因は、肩こりなど筋肉の凝りです。
筋肉の凝りは、ストレス・過労、意識の集中、骨・軟骨の変性、
気圧の変化によって起こります。
風邪は万病のもと、と言いますが、風邪を引くと炎症がひどく、
そのためどんどん他の病気を誘発します。
この風邪とても、もともとは筋肉の凝りがひどくなり、
血行障害のために炎症が溜まり、同時に免疫力が行き届かない
ために起こります。
そう考えると、「肩こりは万病のもと」と言い換えることができます。
筋肉の凝りは酸素不足による乳酸やピルビン酸の蓄積ですから、
血行を良くして、酸素欠乏を防ぐことが重要です。
1.深呼吸(できれば歩きながら)・
睡眠(かなり多くの酸素を取り込める)
2.体操・ストレッチ・入浴・マッサージ・指圧・温熱
3.還元電子治療は血行の改善が大きく、乳酸排泄を促す
その他スクアレンは末梢への酸素供給を増やしますので、
間接的に凝りの防止に繋がります。
炎症体質になっているかどうかの見極めですが、
①肩こりを自覚し、気分不良である
または口の粘膜のはれぼったさがある
②身体のけだるさがあり、微熱がある
または寝て起きても疲れが取れていない
③関節の痛み・はれ・赤み・熱感がある
または四肢のむくみがある
炎症体質の改善に最も重要なことは、身体を休めること、
睡眠をとることです。
人生では、何かと頑張ることが多いです。
でも病気をせずに、頑張ることがとても重要です。