2018年9月14日16:59:01
No.776
大変暑かった夏も終わり、これからは寒くなってきます。
北海道では氷点下になったところもあるようです。
例年、翌年の3月頃までは寒さが続き、そのため病気が発症しやすく
なります。
また冬場は寒さだけでなく、空気の乾燥が起こります。
ときに湿度20%というときもあります。
空気の乾燥はドアノブでおなじみの”パチッ!”が出ます。
すなわち静電気帯電ですが、これは身体の自律神経(交感神経)を
緊張させるので、血管を縮めます。つまり血行が悪くなります。
さらに血液の粘りけがとても強くなり、血行がますます悪くなります。
血行が悪くなって特に困る病気が脳梗塞と心筋梗塞です。
これらの病気は、明らかに冬場のほうが多くなっています。
ところで職業的に、これらの病気が出やすい場合があります。
それは車の運転を職業とするドライバーの方です。
バスやタクシーやトラックなどドライバーの方は、車のハンドル操作
などで静電気がとても溜まりやすいです。
報告によると10kV(キロボルト)以上になっているそうです。
そのため血管の収縮も血液の粘りけもとても強くなっています。
もちろん動いている車を運転するわけですから、それだけでも精神的
緊張感は強く、なおさら交感神経の緊張で血管が縮みます。
毎年2月頃に車のドライバーの方が急に意識を失って、事故に至る
ニュースが報道されています。
この一因は、著しい静電気帯電の関与が考えられます。
身体に溜まった静電気は、”電子”を与えるとすぐに消えます。
たとえば空気ネガティブイオン(マイナスイオン)発生器からの電子、
あるいは還元電子治療からの電子を与えると、十分に消去されます。
これらは単に静電気を消すだけでなく、交感神経の緊張をとるのに
とても有効ですし、血液の粘りけをなくするのにもよいです。
一人一人が、いつまでも健康で過ごせるよう努力して下さい。