2017年11月4日17:22:31
No.731
かつて、ガン細胞を除去できるのは免疫細胞だけと思っていました
ので、免疫機能が抜群に丈夫な状態になったのに、何故ガンが
治らないのか不思議でした。
ガン細胞の周辺は炎症が強く起こります。本来の炎症の原因は、
交感神経(自律神経)の緊張と免疫バランスの不調によるものです
が、ガン細胞からも炎症が出てきます。
炎症があるとガンを包囲するコラーゲンも弱くなり、ガン細胞自体も
増加します。
炎症を鎮静化するように全力をあげて取り組みましょう。
抗がん剤はガン細胞の増殖を抑えるので、一時的に炎症を下げる
ことができます。しかし長期的にみると、患者さんの免疫機能を下げ
ることがありますので、ガンを食べることができず、むしろガンが広
がり、炎症が大きくなることがあります。
また抗がん剤は血行障害を起こして、炎症の除去を悪くする場合が
ありますので、やはり炎症が大きくなる場合があります。
抗がん剤を使うときは、免疫機能を高め、血行を良くしてください。