2017年10月3日23:00:00
No.724
一日のうちに、正常細胞がガン細胞に変化する数は5,000個
くらいとも言われます。それだけの数が発生していても、そう簡単
に、すぐにはレントゲンやCT、PET-CTに写りません。
何故なら私たちの身体には免疫システムがあり、逐次ガンを排除し
ているからです。
その免疫の中心になるのが、リンパ球と単球です。
リンパ球には沢山の種類があり、また単球はいろいろな細胞に変化
していきます。以前はその一つ一つの免疫機能をチェックして、免疫
を評価していましたが、お金と時間がかかりすぎ、日常的には使えな
い検査でした。
暫く患者さんの通常の血液をみていたら、そこに含まれるリンパ球と
単球だけで、十分に免疫の良し悪しを評価できることがわかりました。
簡単にはリンパ球数が少なくても多すぎてもダメで、また単球数が
少なくても多すぎてもダメです。
同様に、リンパ球割合が少なくても多すぎてもダメで、また単球割合
が少なくても多すぎてもダメでなのです。
※冊子「自己防御力診断の手引き」も参照下さい。
冊子の問い合わせは、堀口医院までお電話またはメールをお願い致します。