2016年10月2日19:09:00
No.688
短絡的と思われるかも知れませんが、風邪引きの時の治療と”がん”の時の
治療とでは、基本的な考え方は全く同じなのです。
風邪と思って薬局で風邪薬を買って服用するにせよ、あるいは病(医)院に
行って先生からお薬を処方されて服用するにせよ、それらは風邪という
病気を治す薬ではありません。熱があれば熱を下げ、咳があれば咳を鎮
め、喉の痛みがあれば痛みを和らげる対症療法なのです。対症療法を施し
ているうちに、自己の体力が回復して、風邪が治るという手順なのです。
それと全く同じで、”がん”の時に行う手術、抗がん剤、放射線などの治療は
”がん”を治す治療ではありません。必要ではありますが、どれも対症療法
なのです。対症療法を施しているうちに、自己の体力が回復してきて、
”がん”が治るというストーリーなのです。
ですからがんの患者さんは、風邪の患者さんと同様に、体力を回復させる
ことに全力をあげて下さい。それが唯一治る方法です。
ちなみに自己の体力のことを「自己防御力」と呼んでいます。
自己防御力を回復する基本事項は
①食べる・・・栄養をしっかり取る、水分をとる。
②身体を動かす・・・散歩ができれば、なお良いです。
③深呼吸を取り入れる・・・いろいろな方法がありますが、ここでは
ゆっくりと7割程度の鼻で吸って、口で吐いてを行い、10~15秒、5回、
これを1日5セット程度できるといいです。
④還元電子治療のある方は、主に極数選択「1」片手足、1回20~30分、
1日7回以上です。極数選択「2」で、丹田を取り入れることも良いです。
⑤病気を打ち負かす気迫・・・「何くそ!精神」これが一番大事です。
風邪と一点だけ違うところは、”がん”の場合は自己防御力の回復に時間
を要します。ですから粘り強く治療してください。