2016年9月5日07:44:05
No.685
病気とは、何とも不思議なもの、と思うかもしれません。
先ほどまで、全く元気にしゃべっていたのに、急にろれつが回らなくなる、
あるいは手に力が入らずにだらんとしてしまう、いわゆる脳梗塞が発症し
てしまう。
多くの場合、病気の発症はいきなりやってきます。でもこれは、正確な表現
ではありません。実際は”病気の自覚症状は急に現れます”となります。
私たちは、自覚症状の有無で健康かどうかを決めています。自覚症状が
ないなら、身体に違和感がないなら、自分は健康だ!と思いこみます。
しかし自覚症状がでたということは、ずっと前から、すでに病気が出来上が
っていたのです。脳梗塞も、心筋梗塞も、そして癌も・・・。
だから健康診断や人間ドックの受診が大切になります。
しかし、それでも病気の存在を把握できないことが沢山あります。病気を
見つける検査項目を増やすという考え方もありますが、それでも解決
できないことが多いです。
病気の存在を見つける検査も重要ですが、そもそも病気が始まる根拠、
これを”病気の根”といいますが、病気の根っこを見つけることが最も
重要です。そして日ごろから、病気の根を抜く作業を続けるならば、病気
は起こらないのです。